「AssetView SystemMining」は、AssetViewシリーズの新製品として提供されるもので、サーバーやネットワーク機器から情報を収集し、特許出願技術であるデータマイニングの仕組みを用いて問題点の早期発見を可能にするという。
AssetViewシリーズは、2000年4月にリリースして以降、市場ニーズに応じた機能拡張やシリーズ展開をはかり、現在はクライアントPCの運用管理を支援するIT統合管理ソフトウェア「AssetView PLATINUM」を中心に数多くの企業や官公庁・自治体に導入されているという。
今回発表した統合運用管理ツール「AssetView SystemMining」は、統合的なログ分析や管理により情報システムの運用管理業務を効率化し、大幅な作業コスト削減を実現するとしている。
発表によると製品の特徴は次の通り。
・サーバー、ネットワーク機器をエージェントレスで監視
ハードウェアへの負荷をかけずに稼働監視を実現
・異常発生時にはシステム管理者へ通知
異常と判断する内容、閾値を自由に定義可能
・データマイニングに対応した高度な分析機能
パフォーマンスやネットワーク負荷状況など、定期的に監視している項目に加え、任意のデータもかけ合わせた傾向・比較分析を実現
・障害対処方法などの技術情報へダイレクトリンク
エラー情報をもとに、その原因や対処情報へ接続するガイド機能により対処までの調査時間を削減
・グループウェアなど、他のWEBアプリケーションと連携
既存利用のWEBアプリケーションとの連携により、収集した情報をそのまま既存管理簿へ一括登録、また障害に関連する過去の作業履歴を直接参照
発表によると、「AssetView SystemMining」を活用する最大のメリットは特許出願中の技術を用いたデータマイニングによる統合ログ分析だという。サーバーやネットワーク機器の定期監視により収集した膨大なログに加え、任意に取得したアプリケーションなどから出力されるログを取り込み、それらを付けあわせた比較、傾向分析を行うことで、単体のログからは発見することができない問題点を早期に導き出すことができるとしている。