「PBA Standard」は、中小企業を対象としたクラウドビジネスにとって必須の要件である、ビジネスと運用のライフサイクル全体の自動化によるコスト削減と拡張性および代理店機能を実現し、クラウド基盤を提供するという。また、「PBA Standard」のライセンスモデルにおいては、従来からのアカウント単位での月額ライセンスモデルに加え、クラウドサービス事業者の成長に応じたレベニューシェア型の月額ライセンスモデルの選択も可能になり、容易に利用できるライセンス体系にしたとしている。
「PBA Standard 」は、ビジネスプロセスの自動化により、顧客あたりのコスト削減および顧客維持率の向上を実現可能だという。コア管理ノードがオンラインストアから注文を受けると、アプリケーションサーバへのサービス提供、サービスへの課金、支払集金を行うとともに、顧客がウェブベースのコントロールパネルからサービスのアップグレードを行うことも可能だとしている。さらに、数々の支払いゲートウェイ、ドメインレジストラ、ヘルプデスク、サービス提供プラットフォーム、その他サードパーティプラットフォームなどへの統合が可能だという。
「PBA Standard」は、サーバ構成とプロビジョニングなどのメンテナンスタスクを自動化することで、サポートコスト削減と顧客満足度向上を実現しているという。また、手作業によるプロセスをWebベースのコントロールパネルに変えることで、サービスプロバイダは、数十万もの顧客をサポートするビジネスに拡張することが可能だとしている。