「VDI-in-a-Box 5」は、当初から中小企業向けに設計されたもので、シンプルなオールインワンのアーキテクチャにより、ユーザー体験、セキュリティ、高可用性など、あらゆる規模の顧客に求められる機能を犠牲にすることなく、VDIコストを60%以上削減するとしている。
「VDI-in-a-Box 5」は、Windowsの管理者によって1台のサーバー上で展開でき、一元管理された仮想デスクトップをあらゆるユーザーにいつでも、どのデバイスにも速やかに配信するためのすべての機能が用意されているという。そのため、新規にパソコンを購入するより低コストで導入することが可能だという。
「VDI-in-a-Box 5」は、Citrix HDXテクノロジーにより、高品位なユーザー体験を提供するとともに、10億台を超える企業向け、消費者向けデバイスに対応しているCitrix Receiverソフトウェアクライアントにより、高可用性を確保しているという。
設計を大幅にシンプルにし、中小企業の環境に最適なDAS(ダイレクト・アタッチド・ストレージ)を利用して、サーバーグリッドを構成することで、管理サーバーや共有ストレージ(SAN)など、従来のエンタープライズVDIインフラストラクチャを構成する要素を不要とすることによって全体コストの削減が可能だとしている。
「VDI-in-a-Box 5」には、仮想デスクトップを簡素化する新機能として、Windows管理者による仮想デスクトップの管理を簡素化・迅速化する新たなウィザードと、主なハイパーバイザー3製品、「Citrix XenServer」および「Microsoft Hyper-V」「VMware vSphere」に対応するために拡張されたオープンアーキテクチャが追加されているという。
■ニュースリリース
http://www.citrix.co.jp/company/press/releases/20111130_2.html