このソリューションは、通信事業者向けにNECが1月12日から販売し、ウェブルートのチャネルも活用して、グローバルに展開するとしている。
今回発表したソリューションは、NECのモバイル端末管理(Mobile Device Management:MDM)製品「NC7000-DM Lite」、SI/サービス実績、およびクラウドインフラと、ウェブルートが提供する最先端のモバイル端末向けマルウェア対策ソリューションである「ウェブルート セキュアエニウェア モバイルプレミア」を組み合わせたワンパッケージによるセキュリティサービスをクラウドで提供するものだという。
今回は、通信事業者向けに「クラウド型統合セキュリティ対策ソリューション」を提供するものだが、2月には、個人向けのセキュリティ対策ソリューションの販売も予定しているという。
発表によると、「NEC Mobile Security Pro」の特徴は次の通り。
・ウイルス対策や端末管理などセキュリティ関連機能のワンパッケージ化
ワンパッケージ化した機能をクラウド型サービスで提供することで、従来に比べ、サービス提供までのコストと時間を削減し、スマートなメンテナンス環境を実現。
・遠隔操作とアプリケーション管理機能
紛失や盗難時に備えたロックや初期化などのセキュリティ機能や、不正な端末利用を抑止するための搭載アプリケーション管理機能など、多彩な機能でスマートフォンを活用した業務をサポート。
・ウイルスやマルウェアなどインターネットセキュリティ対策への対応
端末への負荷を抑えつつ、マルウェアのダウンロード検知とブロックを、実現することに加え、URLフィルタリングカバー数、2億8千万分類を有するセキュアブラウズ機能で、危険なサイトへのアクセスを防止。
なお、このソリューションに関した事業者向けセミナー「エンタープライズ・モバイル・セキュリティ・セミナー」を3月2日に開催する予定だという。
■「エンタープライズ・モバイル・セキュリティ・セミナー」詳細
https://webroot.archsystem.net/seminars/2012001