「ファイルサーバー閲覧機能」が標準実装されたことにより、社内のファイルサーバー内のドキュメント類を、iPhone、iPad、Android端末から閲覧できるようになるという。閲覧したデータは端末内に残らないという。
従来、ファイルサーバーにリモートアクセスする際には、データ保管用のクラウドサービスを利用するか、外部公開用のサーバーを新規構築する必要があったが、今回の「ファイルサーバー閲覧機能」により、社内の既存ファイルサーバーがそのまま利用できるという。また、端末にデータを残さない専用アプリケーションや、ファイアウォールの強度を落とさずに接続できる通信の仕組みで、情報漏えいリスクを最小限にとどめることができとしている。
同時に、専用アプリケーション「CACHATTO SecureBrowser」のAndroid端末向け最新バージョン V2.00をリリースした。V2.00では、e-Janネットワークスと韓国のHancom社が共同で開発した専用ビューアアプリケーション「ThinkFree Office for CACHATTO」との連携機能が追加されているという。Microsoft Office形式およびAdobe PDF形式に対応し、これにより社内メール、イントラネット、ファイルサーバー内のドキュメント類を、Android端末から閲覧できるようになるという。
また、「CACHATTO Ver4.5 R4」は、「Exchange 2010」の他人スケジュール閲覧機能、タスク機能、会議出席機能を実装し、Exchangeサーバーとの連携を強化いたしたという。個人アドレス帳の一括登録やダウンロード機能の実装で、ユーザビリティ強化が図られたとしている。
■製品の詳細
http://www.cachatto.jp/