日本IBMは、企業向けクラウド・プラットフォーム「IBM SmarterCloud Enterprise(SCE)」、ならびに企業の本番システムとして不可欠なゲスト仮想マシンのサービス管理やセキュリティーなどの機能を加えたIaaS(Infrastructure as a Service)環境を提供するマネージド・クラウド・サービス「IBM SmarterCloud Enterprise+(SCE+)」において、サービスメニューやサポート環境などの強化を発表した。強化されたメニューなどを含む最新版「IBM SmarterCloudEnterprise(SCE) R2.2」および「IBM SmarterCloud Enterprise+(SCE+)R1.1」は、本日より提供を開始する。
IBMは日本において、最高値99.9%のSLA(サービス・アグリーメント・レベル)を提供するクラウド・プラットフォームとしてSCEを2011年より、企業の業務システムに必要とされる運用・管理機能と仮想マシンレベルまでの信頼性を実現するマネージド・クラウド・サービスであるSCE+を2012年より提供している。本日発表の新バージョンでは、企業システムのクラウドへの要望がさらに高まる中、さらに幅広いお客様の業務に対応し、かつ安心してお使いいただくために、それぞれの機能、メニュー、サポートを強化したもの。
SCE R2.2では、Windows 関連機能を強化し。また、大容量のメモリーを必要とするアプリケーションの運用のため、従来の2倍となる32GBのメモリーを搭載するメニューを新たに追加した。
SCE+ R1.1は、データベースのバックアップ管理における機能拡張を行うなど、ミドルウェアに対するマネージド・サービスを強化し、企業のシステムに要求される信頼性の高い運用や、既存環境からの容易な移行を支援する。
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IBM SmarterCloud Enterprise(SCE)
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