このソリューションは、Dellのハードウェアおよびサービスと、SUSEのソフトウェアを組み合わせたもので、企業におけるオープンソースプライベートクラウドの展開と容易な管理を支援するとしている。
このソリューションでは、SUSE Cloudをクラウド管理の参照プラットフォームとして用いるという。この参照プラットフォームは、企業環境向けにパッケージされており、SUSEの提供するメンテナンスおよびライフサイクル管理のプロセスと統合されているという。
また、OpenStackと、Dellが立ち上げたオープンソースプロジェクトであるCrowbarの間の連携により、物理クラウドインフラの展開、管理、運用作業が簡略化されているという。
DellとSUSEは今後も、Crowbarの開発に積極的な貢献を行っていくとしており、これをSUSE Cloudと統合していくことで、プライベートクラウドの構築を支援していくとしている。
OpenStackベースの「Dell SUSE Cloud Solution」により、設計上大量の演算ワークロードを処理できるとともに、自社クラウド環境のカスタマイズ性を維持することが可能な、拡張性の高いクラウド基盤をこれまでより容易に構築できるという。
■SUSE Cloudの詳細
https://www.suse.com/ja-jp/products/suse-cloud/