マイクロソフト株式会社は、Microsoft Windows Server 2008日本語版において、サーバーの仮想化機能を提供するMicrosoft Windows Server 2008 Hyper-V日本語版(以下Hyper-V)の開発を完了。Windows Server 2008 の購入者を対象としたダウンロードによる提供を30日より開始する。また、7月9日(水)よりMicrosoft UpdateおよびWindows Updateを通しての提供を開始する。
同時に、ハードウェアパートナー各社が出荷しているWindows Server 2008に対応した約100種類のプレインストールモデルのサーバーでも、Hyper-V が正式サポートされ順次使用可能になる。
Hyper-Vは、ハードウェアの利用率の向上、プラットフォームの最適化およびサーバーの可用性の改善を実現し、企業ユーザーに対して作業効率性とコスト効果が高いサーバー仮想化機能を提供するという。Hyper-Vは、Windows Server 2008の機能とも統合されているため、特にWindows Serverユーザーは、使いなれた操作で容易にサーバー仮想化を導入することができる。ゲストOSとしてWindows Sever 2008、Windows Server 2003、Windows 2000 Server、Windows Vista、Windows XP など、多種のWindowsプラットフォームをサポートしているため、サーバー仮想化の管理とゲストOSの双方を、容易に利用することが可能とのこと。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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