デル、ファイアウォール製品「Dell SonicWALL NSA 2600」を販売開始
中堅企業向けに、ハイエンド製品と同アーキテクチャによるセキュリティを提供
「Dell SonicWALL NSA2600」は、中小企業、支店、教育機関を対象として市場投入されたセキュリティ製品だという。侵入防御、アンチマルウェア、Webコンテンツのコンテンツアクセスコントロールなどの機能を中心に、ハイパフォーマンスのファイアウォール機能を提供するという。
「NSA2600」は、デルソニックウォールの通信キャリア向けハイエンド製品「SuperMassive E10800」と同じアーキテクチャを採用、高効率のセキュリティ性能を提供するという。「SuperMassive E10800」は、第三者機関のNSS Labsの推奨を獲得、業界から信頼を得ているデルの上位機種であり、デルソニックウォールのファイアウォールは、すべてのラインアップが同じアーキテクチャで設計されているとしている。
「NSA2600」は現行機「NSA2400」に比べてSPI、DPI、IPS、VPNパフォーマンスにおいて、2倍、3倍のパフォーマンス向上を実現しているという。
発表によると、「Dell SonicWALL NSA2600」の主な特徴は次のとおり。
・高いポートデンシティ:複雑なネットワークに対応するポート数
・SSO/LDAP/RADIUSのユーザ承認の容易なインテグレーション
・1GbEの独立したマネジメントポートを実装:ネットワークのポートを介せずにコンソールに直接アクセス可能
・SSL 複合化と暗号化されたトラフィックに潜む脅威のインスペクション・パフォーマンス
・BYODを推進するMobileConnectによるバーチャルオフィスのサポート
・将来に備えてモジュール追加が可能
・WANフェイルオーバー/ロードバランシング:例外的(Out of Box)なコンフィグレーションをサポート
・1Uラックマウントの省スペースデザイン
【関連リンク】
「Dell SonicWALL NSAシリーズ」のWebページ
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア