ASTERIA WARPは、異なるコンピューターシステムのデータを、プログラミングなしで連携できるミドルウェア。メインフレームやクラウド上のサーバーから表計算ソフトまで、さまざまなシステム間の接続とデータの変換を行うロジックを複雑なプログラミングなしで行えることが特徴だ。
同社によると、ASTERIA WARPの最新バージョン「ASTERIA WARP 4.8」では、大規模なデータの活用の促進とクラウド連携強化、およびタブレットでの管理や複数台構成を考慮した可用性向上に貢献する管理・運用機能の拡充の3つをテーマとして機能の拡充を行なったという。
「ASTERIA WARP 4.8」の新機能の概要以下の通り。
■クラウド連携強化
- Amazon Web Servicesアダプタの拡充:Amazon Web Services専用の機能を追加・改善
- Web API標準技術の採用:JSONやgzipなどクラウド環境での標準技術に対応
- HTMLデータの解析:APIがないWebサイトやWebアプリケーションからもデータを取得し、活用する機能
■大規模データ活用の促進
- Active Directoryアダプタ:多くの企業で使われているActive DirectoryをGUIで直感的に連携
- レコードデータの縦横変換/集計:データベースの内容をExcelやPDFに出力する際の変換をより便利に
- パフォーマンス向上:FTPの転送速度、ファイルコピーなど複数機能で、パフォーマンスの向上を実現