「Kaspersky Security 8.0 for Linux Mail Server」は、悪意のあるメールからユーザーを保護するためのメールセキュリティソリューション製品で、LinuxおよびFreeBSD環境で稼働する。
この製品は、スパムメール(迷惑メール)や悪意のあるプログラムからメールユーザーを守るため、アンチスパム、アンチマルウェア、コンテンツフィルタリングなど、メールシステムの保護に欠かせない機能を備えるという。
今回提供されるMaintenance Pack 1の主な機能強化点、改善点は次のとおり。
●検知力強化
・アンチフィッシングエンジンの追加により、メールメッセージに含まれるフィッシングURLを検知、ブロック。
・悪意のあるオブジェクト(実行ファイルや圧縮ファイルなど)のダウンロードリンクを含むメッセージをフィルタリングして検知、ブロック。
・アンチウイルス、アンチスパム、アンチフィッシングのエンジンとKaspersky Security Network(クラウド技術)の連携により、新たに生じる脅威に迅速に対応。
●管理性向上
・複数のメールサーバーに導入された「Kaspersky Security 8.0 for Linux Mail Server」を管理サーバー(Kaspersky Security Center 10 Maintenance Release 1)より一元管理可能に。「Kaspersky Security 8.0 for Linux Mail Server」のライセンスのインストールや、メールサーバーの保護ステータスの確認が可能。
・「Kaspersky Security 8.0 for Linux Mail Server」のWebインターフェイスに、検知された最新の脅威に関する情報を表示。
●運用の容易化
・ユーザーグループ管理の新しいロールとして、[HelpDesk 従業員]ロールを追加。メッセージのバックアップコピーの管理、ユーザーのカスタムホワイトリストとカスタムブラックリストの設定が可能。
・「Kaspersky Security 8.0 for Linux Mail Server」の設定を、この製品がインストールされているメールサーバー間で複製が可能。
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