今回のソリューションの提供にあたり、NECとMicrosoft社は、Microsoft社のIT環境管理プラットフォーム「System Center」とNECのSDNコントローラ「UNIVERGE PF6800」を連携させるインターフェースを共同開発したという。
仮想スイッチ拡張ソフト「UNIVERGE PF1000」と組み合わせることにより、仮想サーバ環境に加え、SDN対応の仮想ネットワーク環境も含めた仮想基盤全体の一元管理や運用の自動化を実現し、運用コストの低減、ネットワーク構築時間の短縮など、運用管理作業の大幅な効率化を可能にするとしている。
「IaaS運用自動化ソリューション」の主な特徴は次のとおり。
1. 仮想サーバや仮想スイッチの統合管理により運用工数を最大75%削減
System Center から、仮想サーバ環境と仮想ネットワーク環境を一元管理できるようになり、これまでの仮想サーバの生成やVLAN設定等の制御に加えて、仮想スイッチの初期設定や一括変更、仮想ネットワークの生成・変更・削除等を実施可能に。これにより運用工数を最大75%削減可能。
2. 払い出し自動化で、利用申込みから提供までの時間を最大85%削減
仮想サーバと仮想ネットワークの両方の払い出しプロセスを自動化可能。これにより、利用部門の申込み受付から、提供までの時間を最大85%削減可能。また、新規に物理サーバを追加した場合でも、仮想スイッチ拡張ソフト「UNIVERGE PF1000」の追加と管理がSystem Center から自動的に実行可能。
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