最新版の「VMware Horizon 6」は、包括的なデスクトップソリューションとして、物理PC、ノートPC、仮想デスクトップと仮想アプリケーション、従業員の個人所有PCなど、あらゆる種類の企業向けアプリケーションおよびデスクトップを一元的に管理できるとしている。
「VMware Horizon」は、次の3つのEditionが提供される。
・Horizon View Standard Edition:シンプルかつ高パフォーマンスなVDIベースの仮想デスクトップ
・Horizon Advanced Edition:一元的なイメージ管理と統合ワークスペースを通じて、アプリケーションとデスクトップの管理が可能な最もコスト効率の高いソリューション
・Horizon Enterprise Edition:ハイブリッドクラウドでの柔軟性を実現する先進的なクラウドの自動化と管理の機能を搭載したソリューション
発表では、「VMware Horizon 6」の特徴を次のようにまとめている。
・さまざまな場所や端末から、デスクトップやアプリケーションに仮想的にアクセス可能
・デスクトップ イメージ全体をエンド ユーザの物理ノートPCに同期することで、オンライン/オフラインのアクセスが可能
・管理されたセキュアなコンテナでアプリケーションとコンテンツを提供し、従業員の個人所有PCなどもセキュアにサポート
「VMware Horizon 6」の主な新機能は次のとおり。
・単一プラットフォームを通じて仮想デスクトップと公開アプリを提供
デバイスや場所を問わず、管理の効率化、エンド ユーザへの権限付与、公開Windowsアプリケーションの迅速な提供を実現するとともに、リモート デスクトップサービス(RDS)によるデスクトップ、仮想デスクトップを提供。
・アクセスを簡素化する統合ワークスペース
ユーザは単一の統合ワークスペースからすべてのアプリケーションとデスクトップにアクセス可能。
・ストレージ最適化とSoftware-Defined Data Centerを通じたデスクトップ/アプリの提供
「VMware Horizon 6」は、Software-Defined Data Centerに最適化されており、VMware Virtual SANによる統合管理を提供。VMware Virtual SANは、ローカルに配置されたストレージを使用することで仮想デスクトップ用のストレージにかかるコストを大幅に削減。
・クローズドループ型の管理と自動化
データセンタから端末に至るまでのエンドツーエンドの可視性と自動化に向けた新機能を提供。また、自動化とセルフサービスに対応しているため、組み込まれたワークフローと自動化されたインフラストラクチャのプロビジョニングの機能を使用して、デスクトップとアプリケーションを要求可能。
・仮想/物理/自己所有PC のイメージ管理を一元化
単一かつ統合されたソリューションを通じて、仮想/物理/従業員所有のPC向けのイメージ管理を一元化。最新バージョンのVMware Mirageを利用することで、IT管理者は要求されたOSとアプリケーションを搭載した単一のデスクトップを設計することも可能。
【関連リンク】
ヴイエムウェアのWebページ