日本HPは、統合したエンタープライズ向けセキュリティソリューション「HPセキュリティ」のポートフォリオを強化し、企業において重要な経営課題となっている情報セキュリティへの取り組みをより一層支援するという。
「HPセキュリティ」は、HPセキュリティ製品やテクノロジーパートナー製品を用いて最善の対策を構築する「セキュリティテクノロジー」、セキュリティに精通した専門家がビジネスリスクやセキュリティリスクの管理と低減をサポートする「セキュリティコンサルティング」、インシデント対応やセキュリティ強化に積極的に取り組むための各種サービスを提供する「マネージドセキュリティサービス」の3つのソリューションで構成されるという。
今回のポートフォリオ強化では、この中の「セキュリティコンサルティング」において、これまで顧客に個別提案していたコンサルティングサービスの内容を強化・拡充し、7つのメニューに体系化するとともに、今年度から設立した「エンタープライズセキュリティサービス本部」により、セキュリティ課題に最適なコンサルティングサービスを提供するとしている。
「セキュリティコンサルティング」のサービスとしては、「セキュリティリスク管理」「セキュリティインテリジェンスによるインシデント対応・違反管理」「脅威・脆弱性管理」「データ保護・プライバシー」「IDとアクセス管理」「アプリケーションセキュリティ」「インフラ・ネットワークセキュリティ」の7つのメニューが用意される。
「セキュリティコンサルティング」は、セキュリティの専門家が、顧客のビジネスリスクやセキュリティリスクを理解したうえで、セキュリティ管理、リスク低減に向けた支援を行う。
HPは、ワールドワイドで5,000人のセキュリティスペシャリストを擁しており、アセスメントやロードマップ作成、変革実行のための各種活動、プロジェクトを支援するという。また、法規制や基準への理解を合わせ持ち、準拠するための要件整理を支援するとしている。
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