日本マイクロソフトとSAPジャパンが協業し、Azure上でSAP ERP製品を正式サポート
パートナー9社がAzure上でのSAP導入・構築・運用のサービスを提供
今回の協業により、両社の国内システムインテグレーターパートナー9社からサービスメニューの提供を開始する。東日本と西日本に開設した Azure日本データセンター上へSAPアプリケーションを容易にマイグレーションが行えるよう、技術検証、各種ドキュメント整備するとともに、トレーニングおよびマーケティング活動を共同で実施していくという。
Azure上で正式サポートされるSAPの製品は、SAP Business Suite、SAP Business All-In-Oneソリューション、SAP Mobile Platform、SAP Adaptive Server® Enterprise (SAP ASE) 、Azure対応 SAP HANAプラットフォームの開発者向けエディション。
顧客や開発者は、SAP Cloud Appliance Libraryツールを使用することで、構成済みの多数のSAPソリューションについて、Azureへの直接の展開・プロビジョニングを数分以内で行えるような環境を構築できるようになるという。
今回の協業に際して、システムインテグレーターパートナー9社がAzure上でのSAP導入・構築・運用のサービス提供を開始する。パートナーとサービス名は次のとおり。
・アビームコンサルティング:CloudUP on Microsoft Azure for SAP/ITO on Microsoft Azure (SAP 運用保守サービス)
・SCSK:SAP環境最適化、構築・運用サービス
・NTTデータグローバルソリューションズ:Azure移行サービス・運用保守サービス
・電通国際情報サービス:AOSMS (SAP 運用監視サービス)/SAP導入構築サービス/SAPバージョンアップサービス/SAP AMOサービス
・東洋ビジネスエンジニアリング:クラウド環境構築・運用サービス/クラウド移行支援サービス/クラウドデータ連携サービス
・日本電気(近日公開予定)
・日立製作所:AMO for SAP (運用管理)/SAPシステム環境構築サービス
・富士通:SAPクラウドサービス
・リアルテックジャパン:初期費用0円、オンデマンド型SAP ERPシステムコピーサービス(近日公開)/Microsoft System CenterによるAzure上でのSAP監視、運用自動化ソリューション
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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