ファイア・アイが世界中で確認した高度なサイバー攻撃を解析した「脅威レポート」によると、日本は世界で4番目に攻撃リスクの高い標的国になっているという。さらに、日本国内では、最も高い攻撃対象になっている産業として化学産業を含む製造業をあげられており、そのマルウェアの検知率は89%におよぶとしている。
特に大阪府は、製造業の事業所数が全国で最も多く、さらに医薬製造品の出荷額も全国シェアの16%を占めているなど、標的型攻撃のターゲットとしてのリスクが高いとされる地域だという。
今回の提携により、両社が持つ人材、経験、技術力と、ファイア・アイが持つ高度なセキュリティ製品・サービスを融合することで、標的型攻撃などの高度なサイバー攻撃の脅威から関西の企業、組織を保護し、知的資産の漏えいを防止に注力するという。
関電システムソリューションズは、関西電力の基幹系システムを支え続けた実績と豊富な経験に裏付けられた信頼によって情報システム全体におけるコンサルティングから開発、構築、保守、運用およびアウトソーシングに至るまで一貫したフルサポート体制を整え、関西、西日本のお客様に、ファイア・アイの標的型攻撃に対するソリューションを提供している。
関電システムソリューションズは、ファイア・アイの製品・サービスを自社の情報セキュリティソリューションの中核に位置づけるとともに、相互に緊密な連携を図っていくという。
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