「Oracle Marketing Cloud」は、次のようなクラウド型マーケティング・テクノロジーを集結したクラウド型サービス・プラットフォームとして位置づけられるという。
1. 「Oracle Responsys」 と「Oracle Eloqua」
マーケティング担当者は、Web、ソーシャル、モバイルやeメールなどを含むさまざまなデジタル・マーケティング・チャネルを使って、カスタマイズされた顧客体験を提供しながら、メッセージ、キャンペーンなどの一貫性のあるマーケティング活動が可能。
2. 「Oracle Social Cloud」
ソーシャルネットワーク上で行われる議論や会話を聞き、分析し、そして顧客ごとに対話する関係を構築。ブランドのファンや商品・サービスへの思い入れの度合いが高い顧客には、企業が伝えたいメッセージや販売促進したい製品やサービスを広めるプラットフォームを提供。
3. 「Oracle BlueKai」
最適な見込み客をターゲットするためにマーケティング・データを統合し、ディスプレイ広告や検索あるいはソーシャルメディアといったデジタル・チャネルを通して、対象顧客ごとに事前定義された何百種類ものデータ配信の仕組みを活用可能。
「Oracle Marketing Cloud」は、マーケティング業務に必要とされる次のようなコンセプトを中核にしているという。
・シンプルなマーケティング業務
シンプルで統一された仕組みで、ブランドのファンや、商品・サービスへの思い入れの度合いが高い顧客がどのような購買行動を取り、どのような嗜好が売上につながるのかなどのデータを提供。これにより、マーケティング担当者が、部門の人員、資源を最大限活用し、売上向上につなげることを支援。
・顧客視点
1人ひとりの顧客プロファイルをあらゆるチャネルで管理し、顧客がチャネル上でどのような行動を取ったかを分析し、より効果的に顧客とやり取りを行い、企業やブランドのファンになってもらい、顧客との継続的な関係を構築することを支援。
・企業全体で活用できるソリューション
複雑さを軽減するとともに、ビックデータを活用するなど、企業にとっての営業機会を逃さずに先手を打つために必要なマーケティングの知見を集約。さらに、IT部門が信頼する技術基盤上で稼働しており、マーケティング担当者とIT担当者が同様に求めている拡張性・パフォーマンスを備えた単一のソリューションを提供。
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