経済産業省は28日、「技術情報等の適正な管理の在り方に関する研究会」の検討結果を公表した。同省のホームページよりダウンロードできる。
近年、企業・大学・政府からの重要技術情報などの流出が産業競争力や安全保障上の観点から大きな問題となってきている。こうした背景を受けて、従来個別・縦割りに行われてきた施策をゼロベースで見直し、社会全体で整合性のある技術情報保護の方向性を提示することを同研究会では目的としている。
今回の報告書では、「競争力」「安全保障」の2つの視点における技術情報管理の目指すべき方向性と、「企業」「大学」「政府」それぞれにおける情報の管理のあり方についての検討結果がまとめられている。
【関連リンク】
・技術情報等の適正な管理の在り方に関する研究会報告書の公表について