今回のサービス開始により、インテックの国内ユーザーは、クラウド型製品によって高いレベルでデバイスを保護することができるようになるとしている。
従来のセキュリティ製品は、脅威を判定する定義ファイルをローカルデバイスに保存して解析していたため、保存ドライブを消費し、処理能力に負荷がかかっていたという。
「Webroot SecureAnywhereエンドポイントセキュリティサービス」は、従来の定義ファイルにあたるデータ量に制限がないため、150TBもの大量のデータをもとに、デバイス内の状況を簡素に数値化し、クラウド上のビッグデータと照合し判定ができるメリットがあるという。
クラウド上の150TBという膨大なデータベースは、ウェブルートの資産といえ、スマートフォンやタブレット端末といったデバイスを問わずユーザーの環境を保護するセキュリティソリューションとして位置づけられる。
インテックは「Webroot SecureAnywhere」のエンドポイント保護テクノロジーと、それを実現する「Webroot Access Intelligence」ソリューション、およびインテックの大規模システムの運用・サポート、クラウドサービスの運用ノウハウを組み合わせたサービスを提供している。
それにより、危険なエンドポイントデバイスからのWebサービスへの接続を遮断し、リアルタイムでその状況をレポートするサービス、さまざまなデバイスへのマルウェアからの保護サービスの提供を実現している。

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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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