シャープは、OA機器向けの省エネ用途に、従来比約1/6のサイズ(22.0×8.0×7.2mm)を実現した検知距離1.5mの小型測距センサー「GP2Y0A60SZ0F」を開発した。
測距センサーは、着座を検知して便座ヒーターを動作させる温水洗浄便座や手を検知して温風を送るエアータオルなどのサニタリー機器に広く搭載され、省エネや利便性、衛生面などのメリットから市場が拡大しているという。
測距センサは、パソコンやディスプレイなどのOA機器に搭載することにより、使用者の離席時に自動的にスリープモードに入るといった省エネ機能を実現できるため、OA機器に搭載しやすいように、より一層の小型化が求められている。
このデバイスは、長年培ってきた光学設計技術を駆使し、レンズと受光素子の小型化と双方の間隔を短縮したほか、抵抗やコンデンサなどを取りこんだICの新規開発などによりって大幅な小型化に成功した。
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