今回、ヴイエムウェア社が提供するPCoIPプロトコル環境において、「静紋」と「SRGateCA」が標準で動作することを検証した。PCoIPの利用により、Windows系のOSを搭載したシンクライアント端末だけでなく、非Windows系のシンクライアントにおいても指静脈認証の動作が可能となる。
これまでの提供してきたマイクロソフト社やシトリックス社の仮想化ソリューションに加え、ヴイエムウェア社のデスクトップ仮想化ソリューション「VMware Horizon(with View)」と指静脈認証、シングルサインオンを組み合わせたソリューションを提供することになる。
これにより、企業に広く普及している仮想化環境の既存システムにおいて、パスワードの盗難/流出によるなりすましを防ぎ、より確実な本人確認を実現するとしている。
また、ユーザーは複雑なパスワードを覚える必要がなくなることに加えて、一度の認証で複数のアプリケーションを利用することができるため、利便性が向上するという。