「Actian PSQL v12」は、プライベート、パブリック、ハイブリッドクラウドに完全対応、柔軟でスケーラブルなシステム利用を可能とし、既存システムのデータベース利用の発展形として、クラウド上においても効率的なデータベース利用の包括的なトータルソリューションを提供するという。
さらに、「PSQL v12」のクラウド環境での利用を目的に、機能強化されたPSQL Vx エディションでは、同時利用データ量の制限のみで、コア数、ユーザー数、セッション数など一切気にすることなく、Webサーバーまたはアプリケーションサーバー用のバックエンドのデータベースに最適な無制限ライセンスモデルとして利用が可能になった。
エージーテックでは、開発用ライセンス、技術情報やテクニカルサポートなどの完全無償化を実現し、開発者を支援していくとしている。
「Actian PSQL v12」の主な特徴は次のとおり。
・業務運用中のデータベース最適化によってパフォーマンスを維持:データの断片化を検出し、修正するツールを追加。最適化中に読み取りおよび書き込みが可能なため、システムを停止することなく、データベースのパフォーマンスを維持することが可能。
・全エディション、ライブマイグレーションを含めクラウド環境を完全サポート:ライブマイグレーション機能がWorkgroupおよびServerエディションでも使用可能になり、クラウド環境や仮想環境においてモビリティがさらに向上。仮想マシンのライブマイグレーションがPSQLの全エディションで可能に。
・SQL系インターフェイスのUnicode化:PSQL利用のユーザーのグローバル化のため、従来のトランザクショナル(Btrieve)Unicodeデータタイプをリレーショナル経由で参照できるように、UCS-2データ用の新しいリレーショナルデータタイプが追加され、ODBC、JDBC、および ADO.NETインターフェイスのUnicode 対応を実現。
・クラウドコンピューティング実現のためのライセンスモデル:プライベート・パブリック・クラウドコンピューティングに対応したライセンスモデルを提供。全エディションで、製品の認証にマシン名のみが使用されるようになり、ハードウェアなどの構成変更を自由に行うことが可能に。PSQL Vxエディションでは、運用にインター ネット接続が不要となり、オフライン認証が可能に。