21日、富士ソフト株式会社は、医療事故を未然に防止する情報共有システム「FSIncident」を8月25日より本格的に販売することを発表した。
同システムは、インシデントレポートによって医療現場の業務に潜む危険情報を顕在化させ、データ化し、さらに情報共有することによって、院内コミュニケーションの活性化を図るシステム。また、データ集計・分析することで医療現場の事故・再発を未然に防止する。
これにより高額であることを理由にインシデントレポートシステムの導入を見送っていた医療機関の導入が容易となり、日々のインシデント報告の蓄積が医療の安全の質の向上、きめ細かいセーフティネットワークを実現することが可能となる。