2014年12月に業務を開始したYellowfin Japanは、全世界で100万を超える利用実績のあるBIツール「Yellowfin」の国内市場での拡大をめざしている。
また、NTTソフトウェアは、オンプレミス型BIソリューションの導入実績とクラウド上での開発にノウハウを持つことから、BIソリューションについてもクラウド上で構築を行ってきたという。
両社はそれぞれの強みを生かし、その連携強化として、クラウド型BIサービス「InfoCabina Yellowfin Cloud」を提供する。このサービスは、BIに必要なDWH(データウェアハウス)、ETL(データを抽出、加工、書き出し)などをAWS上にオールインワンで提供するクラウド型BIサービス。
発表されたサービスの特徴は次のとおり。
1. 低価格、短期間で小さく始めて拡張可能:初期費用0円、月額費用(19.7万円~)、短い構築期間(1か月~)で導入が可能。また、サービス利用中でも柔軟にサーバースペック、データ容量の変更可能が可能なため、BIをスモールスタートで導入し、事業の成長と合わせて拡張が可能。
2. オールインワンでのサービス利用:DWHに加えBIを本格的に活用する際に有用なETLや保守サポートを用意。また、初期サンプルのレポート作成やデータ連携、BI設計コンサル、ユーザ教育などの豊富なオプションプランを用意。
3. ビッグデータ対応:通常プラン(Amazon Relational Database Service:Amazon RDS用モデル)に加え、DWHにAmazon Redshiftを利用するプラン(Amazon Redshift用モデル)も提供、大規模データ対応で高速処理が可能。通信ログやWebアクセスログなどのビッグデータの分析も容易に実現。