「CA EMM」は、モバイル端末に必要とされる管理機能(デバイス管理、アプリケーション管理、コンテンツ管理、Email管理)を包括的に提供するソリューション。
「CA EMM」の中から必要な機能だけを選択することもできるため、すでに使用している類似製品と組み合わせて使用することが可能だという。
また、この製品を既存のセキュリティ・ソリューション「CA Single Sign-On」と連携することで、モバイルアプリケーションからクラウドプロバイダーへのフェデレーションやイントラネットへのアクセスを安全かつシームレスに繋ぐことが可能になるという。
「CA EMM」の包括的な管理機能は、企業が求めるモバイル全体の管理に対するニーズに合致し、BYOD(Bring Your Own Device)やCOPE(Corporate Owned, Personally Enabled:会社支給のデバイスだが個人使用もできる)、CYOD(Choose Your Own Device:会社指定のデバイスの中から自分のデバイスを選ぶ)の実現と推進をサポートするとしている。
「CA EMM」は、次の4つの製品群で構成されている。
「CA Mobile Application Management(CA MAM)」:モバイルアプリケーションに対しアクセスポリシーや使用条件等を定め管理することが可能。独自技術であるラッピング方式はモバイル・アプリケーションだけでなく、Webサイトにも適応可能でURLのポリシーを設定可能。
「CA Mobile Content Management(CA MCM)」:ポリシー・ベースでドキュメントを管理し、ユーザーがドキュメントを不正にコピー、ダウンロードする行為を制御。
「CA Mobile Email Management(CA MEM)」:企業電子メールへのセキュアなアクセスや、機密メールなどを保護するグループおよびポリシー・ベースを制御。
「CA Mobile Device Management(CA MDM)」:モバイル・デバイスのプロビジョニングやセキュリティの確保、管理を実施。また、端末登録時にモバイルアプリケーションを自動的に配信。