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NEC、港区立幼稚園・小中学校にSDN、仮想化、クラウドを活用した情報システム基盤を構築

  2015/04/02 19:30

 NECは、東京都港区教育委員会に、学校間・教職員間の情報共有と、校務の効率化や教職員間の円滑なコミュニケーションを支援する新情報システム基盤を納入したことを発表した。このシステムは、4月1日に開校した「白金の丘学園」をはじめ、9月までには港区にある40の区立幼稚園・小中学校で順次利用が開始されるという。

 今回構築した情報システム基盤は、サーバ製品「Express5800/ECO CENTER」、仮想化ソフトウェア製品「Windows Server 2012 R2 Hyper-V」、SDN対応製品「UNIVERGE PFシリーズ」、クラウドサービス「Microsoft Office365」などの先進ICT製品・サービスを活用することで、サーバ、ネットワーク、デスクトップの3つの仮想化を実現したもの。

 今回導入したシステムの特徴は次のとおり。

 1. サーバ仮想化によるシステム集約で、省電力でセキュアな環境を実現

 各学校に設置されていたWebフィルタリングサーバやファイルサーバ、認証サーバをセンターに集約。これにより、港区のWebフィルタリングポリシーを集中制御することが可能になり、教職員と児童生徒それぞれに、適切なWebページの閲覧設定をすることが可能に。

 また、「Windows Server 2012 R2 Hyper-V」のサーバ仮想化技術と、高密度・省電力型の「Express5800/ECO CENTER」を採用することで、消費電力を押さえたシステムの集約を実現。

 2. SDNを活用したネットワーク仮想化によりセキュアな通信環境を実現

 SDN対応製品「UNIVERGE PFシリーズ」を活用することにより、各学校単位のセキュリティを確保した通信環境を実現。今後、幼・小中一貫教育の推進にあたり、新たな学校の新設や統廃合が行われた場合でも、ネットワークを止めることなくスムーズに通信環境を追加・変更することが可能。

 3. デスクトップ仮想化とクラウド活用により拠点間情報共有を実現

 デスクトップ仮想化技術の1つである、リモートデスクトップサービスを活用することで、従来教職員が2台のPCを使い分けて利用していた、インターネット接続可能な「研究用途」と外部接続を行わない児童生徒情報などの個人情報を扱う「教務用途」を、1台のPC画面内でセキュアに使い分けることが可能に。

  さらに、クラウドサービス「Microsoft Office365」を活用することで、教職員間のコミュニケーションや情報共有、今後導入を検討しているテレワーク基盤を実現。

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著者プロフィール

  • EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

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