「CLOUDIAN HyperStore」は、汎用サーバをハードウェアとして扱うSDS(Software Defined Storage)であり、スケールアウト型のオブジェクトストレージを、中小規模から大規模まで経済的に構築・運用できるという。
「ZiDOMA data」は、ファイルのサイズ、更新日時、利用頻度といったポリシーに応じて、ストレージのデータをNAS・NAS間、NAS・クラウド間、クラウド・クラウド間で移動・複製できるアプリケーション。
ストレージ更改時のデータ移行、遠隔地保管、データセンター間複製、クラウド利用等におけるデータ転送をタスクとして管理し、スケジュール実行できる。サービス事業者や一般の企業において、現行のストレージシステムを活かしながら、オブジェクトストレージと組み合わせてデータを管理することで、全体の最適化を図ることが可能となるとしている。
また、「ZiDOMA data」は、ILM(Information Lifecycle Management)ツールとしても活用できる。
アクセス頻度の少ないデータが大きな割合を占めるファイルサーバー用途に、高速で高額なストレージ製品を利用しているケースでは、「ZiDOMA data」を使うことで、アクセス頻度の少ないデータを大容量かつ経済的なオブジェクトストレージに移動し、データの階層管理をすることで、将来的なITコストの増加を抑制することが期待できるという。
なお、ARIとクラウディアンは、5月13~15日に東京ビッグサイトで開催する「第17回データストレージEXPO」で、このソリューションのデモ展示を行う。