「Syncsort DMExpress」は、高性能なデータ統合処理やバッチ処理を簡単に開発できるETLツール。独自のスマートETLオプティマイザを搭載した自動チューニング機構により、データ内容やシステムリソースに最適なアルゴリズムを組み合わせてETL処理を実行できるため、テスト運用での性能改善やチューニングに工数をかけることなく、ノンプログラミング&ノンチューニングで高性能なETL処理を開発することが可能だ。
新バージョン8.2では、Amazon Web Servicesが提供するデータウェアハウスサービス「Amazon Redshift」とのデータ連携機能を新たに実装した。これにより、顧客は高性能かつ低価格な「Amazon Redshift」上のビッグデータを活用可能なETL基盤を構築できるようになるとしている。
「Syncsort DMExpress 8.2」では、従来はロード対象ファイルをAmazon Simple Storage Service(Amazon S3)にコピーした後、コマンド操作でAmazon Redshiftにデータをロードするという手順が必要だったものが、「Syncsort DMExpress」のGUIでAmazon Redshiftへの出力設定を行うだけでデータのロードが可能になった。