新たに提供されるのは、ID監査とアクセス監査機能のある次の2製品。
・「AssetView ID」(ID監査)
業務アプリケーションやシステムへのログイン情報を取得することで、ID監査を行う。特定個人情報を取り扱う区域へ本製品を導入することで、担当者以外の人間がなりすましでログインしていないか、業務時間外にログインしていないかなどを把握することができる。
・「AssetView ACL」(アクセス権監査)
Active Directoryサーバーで管理しているグループ、ユーザーアカウント情報とファイルサーバー内に存在する共有フォルダーの権限情報を自動収集して一本化。収集したデータを定期的に監査することで、日頃から特定個人情報を扱うフォルダーに不要なアカウントや権限が存在していないかをチェック可能。
「AssetView」は、IT資産管理、操作ログ管理、アプリケーション配布など機能別の製品群で構成される。今回、個人情報検索の「AssetView I」に機能強化が行われた。
・特定個人情報の検知機能(「AssetView I」):個人/機密情報の他に特定個人情報を検知する機能を拡張。特定個人情報を検知することで、クライアントPC内にマイナンバーを含むファイルを保持していないかを把握することが可能。
・特定個人情報の隔離、削除、完全削除機能(「AssetView I」):特定個人情報ファイルを検知した場合に、隔離や削除を行うことができる機能を追加。米国国家安全保障局準拠方式(NSA)により完全削除が可能。管理者からの操作はもちろん、クライアントPCの利用者による操作も可能。
・特定個人情報ファイルの自動暗号化機能(AssetView I / M / K 連携):特定個人情報ファイルを検知した際や特定個人情報ファイルを操作した際に、該当ファイルを自動的に暗号化する機能を追加。
この記事は参考になりましたか?
- 関連リンク
- この記事の著者
-
EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア