新製品は、全ての記憶媒体にSSDを採用したオールフラッシュストレージで、同数のHDD構成と比較し、最大100倍の高速処理を可能にするという。
これにより、仮想化環境下における性能ボトルネック解消やデータベースの高速処理を実現。さらに、同性能のHDD構成と比較し最大20分の1の省スペースで設置可能だとしている。
また、オールフラッシュストレージ導入による効果を事前に測定し、レポートを提供する「アセスメントサービス」を無償で実施。これにより、管理者は現システムの性能不足箇所を見極め、オールフラッシュストレージの導入プランを策定可能になる。
発表された新製品は次の2機種。
- iStorage M310F(構成:本体、200GB SSDx3台、FC 8Gコントローラ、48GBキャッシュメモリ、基本制御ソフト/管理ソフト)
- iStorage M710F(構成:本体、200GB SSDx3台、FC 8Gコントローラ、192GBキャッシュメモリ、ディスクエンクロージャ、基本制御ソフト/管理ソフト)
新製品の特徴は次のとおり。
1. 高速処理・省スペース・省電力を実現
全ての記憶媒体にSSDを採用し、SSDの高速処理にあわせた制御ソフトや大容量のキャッシュメモリを標準搭載。同数のHDDと比較した場合、最大100倍の高速処理を可能に。
2. 追加導入時は運用手順の見直しが不要
iStorage Mシリーズ共通の管理ソフトやバックアップ機能を搭載。これにより、運用手順を見直さずに追加導入が可能。また、寿命監視機能により、管理者は管理画面でSSDの寿命到達度をいつでも確認することが可能。これにより、寿命到達に向けた計画的な交換を可能にし、SSDの安全な利用を実現。
3. 無償の「アセスメントサービス」により導入プランを策定可能
アセスメントの専門要員が、現システムのストレージ状況を分析し、書き込み処理などのHDDによるボトルネックを見極め、オールフラッシュストレージに置き換えた場合の効果予測レポートを無償で提供。