「Deep Security 9.6」では、エージェントレス型セキュリティ対策を提供しているDeep Security Virtual Applianceが、ハイブリッドクラウドの基盤ソフトウェアの最新バージョンであるVMware vSphere 6.0に対応する。
それにより、vSphere 6.0が提供する拡張性、可用性、耐障害性がさらに向上した仮想環境でのセキュリティ対策が可能になるという。
さらに、新たに提供する、有償オプション「Trend Micro Deep Security for SAP Systems」により、SAPが提供する顧客管理(CRM)、購買管理(SRM)、エンタープライズリソースプランニング(ERP)の各アプリケーションと連携し、ミドルウェアに対するセキュリティ対策を支援するとしている。
「Trend Micro Deep Security for SAP Systems」は、SAPのシステムを統合するSAP NetWeaverのサーバに「Deep Security 9.6」のエージェントをインストールすることにより、サーバに保存されたSAPのデータに対して不正プログラムの検索・駆除を実施する。
このほか、「Deep Security 9.6」のエージェントでは、新しく次のプラットフォーム に対応する。
- Windows Server Core
- Debian 6、7
- SUSE Linux Enterprise Server(SLES)12
- Oracle CloudLinux 7
- Oracle Linux 7
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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