「SubGate」は、ウィルス感染活動に特徴的な通信の振る舞いを瞬時に検知するセキュリティアプライアンスに、L2(レイヤー2)スイッチ機能を搭載しており、クライアントに最も近いLANスイッチで疑わしいクライアントを自動的に遮断し、ウィルスのLAN内拡散を防ぎ、感染したクライアントからの情報漏えいを防ぐという。
新しい「SG2200シリーズ」は、スイッチチップなどに汎用性の高い部品を採用したことで、安定供給と高品質確保を実現しながら従来モデルと同等の価格で提供する。
新シリーズの8ポートタイプのモデルでは、スイッチング容量が20Gbpsから24Gbpsに、パケット処理能力が14.8Mppsから17.8Mppsに、それぞれ1.2倍に増強された。SDRAM容量は256MBから512MBの2倍に増強した。
新しくスイッチング容量40Gbps、パケット処理能力が29.7Mpps、SDRAM容量は512Mの16ポートタイプのモデルを追加した。
また、アップリンクポートは従来のコンポ(Combo)ポートでなく、アップリンクポートをSFPポートで使用する場合は、可用ユーザポート数が2つ増える。
LANケーブル経由で電源を供給するPoE(Power over Ethernet)を搭載したモデルでは、給電能力が既存の「SG 2000シリーズ」の2倍となり、全ポートで30W給電が可能となった。
今回発表された「SubGate」の最新版「SG2200シリーズ」のモデルは次のとおり。販売開始は12月1日から、出荷開始は、8ポートタイプの「SG2212G」および「SG2212GPoE」は2015年12月、その他のモデルは2016年1月より順次出荷する予定。
- 「SG2212G」:ギガビットEthernet(8ポート)対応モデル
- 「SG2212GPoE」:ギガビットEthernet(8ポート)VoIP/無線アクセスポイント対応モデル対応モデル
- 「SG2220G」:ギガビットEthernet(16ポート)対応モデル
- 「SG2220GPoE」:ギガビットEthernet(16ポート)VoIP/無線アクセスポイント対応モデル対応モデル
- 「SG2228」:100Mbps Ethernet(24ポート)対応モデル
- 「SG2228PoE」:100Mbps Ethernet(24ポート)対応、VoIP/無線アクセスポイント対応モデル
- 「SG2228G」:ギガビットEthernet(24ポート)対応モデル
- 「SG2228GPoE」:ギガビットEthernet(24ポート)VoIP/無線アクセスポイント対応モデル対応モデル