発表された新製品は次の2機種。
- 「Express5800/R320e-M4」
- 「Express5800/R320e-E4」
新製品は、最大12コアの最新CPUの搭載により、処理性能を従来機比20%向上させ、さらに、メモリ最大搭載容量の増加やストレージとの通信性能の向上により、サーバ1台当たりに運用可能な仮想サーバ数を従来機比1.2倍に拡大し、設置スペースや運用コストの削減を実現するという。
また、40度環境への対応を実現し、40度環境に対応した他の機器と組み合わせることで、施設全体の省電力化に貢献するとしている。さらに、従来のテープ媒体に加え、持ち運び可能なRDX(Removable Disk eXchange system)へのバックアップを可能にしている。
新製品の特徴は次のとおり。
1. サーバ1台当たりの運用可能な仮想サーバ数を従来機比1.2倍に拡大
最大12コアのCPU「Intel XeonプロセッサE5-2670v3」を最大2個搭載し、処理速度を従来機比20%向上。さらに、16GbpsのFCや12GbpsのSASの対応により、外部ストレージへの転送速度を従来機比最大2倍に高速化。これらにより、サーバ1台当たりの運用可能な仮想サーバ数を従来機比1.2倍に拡大し、設置スペースや運用コストの削減を実現。
2. 省電力化を支援する40度環境に対応
冷却設計の最適化により、動作環境温度を従来モデルより5度緩和し、40度環境での動作保証を実現。これにより、40度環境に対応した他の機器と組み合わせることで、データセンターの空調設備など、施設全体の設定温度の上昇を可能に。
3. バックアップ媒体の選択肢を拡充
バックアップ装置接続用のUSBポートを搭載することで、テープ媒体より安価で、持ち運び可能なRDXへのバックアップも可能にし、ユーザの個別ニーズに合わせた最適な選択を実現。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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