「NCS」は、DDoS攻撃やブルートフォースアタックといった、サーバに対して悪意を持った外部からの不正なアクセスや侵入を検知すると、そのアクセスを遮断するサービス。
「NCS」は、サイバー攻撃から防御した際に「防御証明」を発行する。「防御証明」のメールには、攻撃から防御した日時、防御した攻撃の種別、攻撃元のIPアドレスなどが記載されており、該当するサイバー攻撃を検知・防御できたことを伝えるという。
「NCS」の主な特徴は次のとおり。
(1) クラウド型サービス(SaaS)なので、面倒な運用・保守管理作業は一切不要。シンガポールを中心とした技術者が、数百人体制で全世界の攻撃元IPアドレスや攻撃シグネチャーの情報を集積し、常に最新のものに更新。
(2) 高額なセキュリティ製品にも匹敵する広い防御範囲にもかかわらず、導入費用は不要。固定のランニング費用のみで利用可能。
(3) 導入にあたってサーバを停止する必要がない。また、サーバにインストールするエージェントプログラムは、容量が800KB程度と小さく、このサービスを利用してもサーバにかかる負荷は1%未満。