「DataSpider Servista V4」は、IoT時代に向けたさまざまな機能の強化を行った。さらに、多くの現場のユーザーが使い慣れたExcelとの連携を強化するなど、現場のユーザーが自ら身近なITをより効果的に活用できるようEUCを支援する機能を強化するなど、次の時代に求められるデータ連携プラットフォームとしての機能を提供するという。
「DataSpider Servista 4.0」では主に次に機能が強化された。さらに、IoT時代のデータ連携ツールとしての機能強化を進めるため、Amazon Web ServicesやMicrosoft Azure との連携機能の強化などを予定しているという。
・AWS IoT対応:Amazon DynamoDBアダプタ/ Amazon Kinesisトリガー(この2機能によりAWS IoTのデータとの連携が可能に)
・グローバル対応:日本語・英語OSサポート、クライアントの言語切り替えが可能に
・ユーザービリティ強化:DataSpider Studio for Web高速化(プロジェクトロード時間やMapperエディタのスクロール速度の改善)/ グローバルスキーマ機能/呼び出し先スクリプトを直接開く機能
・既存アダプタ機能強化:データベースアダプタ(フェッチサイズ・バッチサイズ設定追加、最新バージョン対応)/ Adapter for Microsoft Dynamics AX(パーテションコントロール、抽出定義ファイル)/ kintoneアダプタ(レコード追加処理にUPSERT機能を追加)/ Excelアダプタ(セル指定読み取り処理、ブックとシートの保護処理、シート・行・列の表示・非表示処理、セルの書式・コメント設定機能の追加)
・「DataSpider Servista 4.0 SP1」(6月提供予定)の新機能:マルチストリームコンバータ(MSC)(新エンジン採用により集計・結合・ソートを高速化。結合処理は、従来のバージョンより10~15倍のパフォーマンス向上)/ Microsoft Azureアダプタ機能拡張(DocumentDB、HDInsight、Queue Storageへの対応)