Apache NiFiで稼働する「HDF」は、リアルタイムデータを収集、解析、選択する統合プラットフォームで、新しいストリーミング分析機能によって、開発時間を月単位から分単位に短縮することができるという。
Apache NiFiは、データルーティング、トランスフォーメーションとシステム・メディテーション・ロジックの強力でスケーラブルな有向グラフをサポートする。これによって同テクノロジーの利用が容易になり、ユーザーはデータフローを容易に構築できるという。
現在、Kafka、Couchbase、Microsoft Azure Event Hub、Splunkのプロセッサーを含め、ありとあらゆるデータの容易な方向付けおよびクリックによるユーザー体験を可能にする130以上のプロセッサーが存在している。
「HDF 1.2」は、Apache NiFiの本質的に高度なセキュア・データ収集およびデータフロー管理を補完し、アプリケーションの集中的な認証管理のためにKerberosの統合をサポートする。
また、Hortonworks社は、Impetus Technologies社とのパートナーシップについても発表した。
Impetus Technologies社の製品「StreamAnalytix」は、分析ワークフローの視覚インターフェースを提供し、組み込みオペレーターを使って素早く分析アプリケーションを構築できるようにする。「StreamAnalytix」は、より少ないコーディングによってStormやSparkなどの複雑なイベントプロセッシング・ソリューションの効率性向上を図ることに重点を置いている。「HDF」と「StreamAnalytix」は連携することで、複雑で時間のかかるマニュアルプロセスとコーディングを短縮して、ビッグデータのビジネス価値を高めるとしている。