SAP社と連携して開発された「SUSE Linux Enterprise Server for SAP Applications 」は、Linuxで実行されるSAPソリューションにおいて、シェア70%の主要プラットフォーム。とくに、「SAP HANA」に最適なOSとして評価されており、「SAP HANA」が稼働するほぼすべてのシステムで採用されているという。
また、SAPジャパンの次世代ビジネススイートとして昨年発表され、導入が推進されている「SAP S/4HANA」は、Linuxオペレーティングシステム上でのみ稼働するという。
このためノベルは、「SAP S/4HANA」におけるシステムの移行や新規開発などのビジネス機会を加速させようとしているSAPのパートナー企業を対象に、無償で「SUSE Linux Enterprise Server for SAP Applications」の技術者向けトレーニングプログラムを実施することになった。主なトレーニング概要は次のとおり。
・対象企業:SAPソフトウェアのインテグレーションを提供するシステムインテグレーター、IHV(独立系ハードウェアベンダー)、CSP(クラウドソリューションプロバイダー)などのパートナー企業
・対象職種:プリセールスSE、アーキテクト、コンサルタント、プロジェクトマネージャー、テクニカルサポート等の技術者(Linuxに関する一般的な基礎知識は事前に必要)
・内容の概要:SAP用システムを構成するいくつかのパターンを考察し、それぞれをどのように構成していくのかについてのレクチャーのほか、ハンズオンプログラムを実施。
・所要時間:1日
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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