「iStorage HS6-50A」は、非構造化データの格納に適したRESTインタフェースに対応し、従来機比1.5倍の最大容量と約30%の容量単価の低減を実現した製品だという。新製品の特徴は次のとおり。
1. 非構造化データの格納に適したオブジェクトストレージ
インターネットとの親和性が高い通信プロトコルであるHTTPを使用するRESTインタフェース(Amazon S3互換、OpenStack Swift互換)に対応。これにより、OSやファイルシステムに依存することなくデータをオブジェクトとして管理/アクセス可能になり、大容量の非構造化データの取扱いが容易に。
2. スモールスタートを可能にする24TBモデルを用意
スモールスタートを希望するユーザ向けに、保存容量24TBで価格を200万円(税別)以下に抑えた低価格モデルも用意(従来機は48TBで530万円)。筐体内にはあらかじめ72TB分のディスクを搭載しており、物理的な増設なしに、ライセンスの追加のみで72TBまでの容量拡張が可能。
3. 容量を1.5倍拡大し容量単価を約30%低減
搭載ディスクの容量を従来機比1.5倍に拡大することで、最大構成である165ノード構成時の容量を従来機の約8PBから約12PBに拡大し、容量単価は約30%低減。また、省電力メモリなどの省電力部品を採用することで、装置1台あたりの消費電力を従来機比20%削減。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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