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日立システムズ、クラウド基盤の運用負荷を軽減する「クラウド基盤運用自動化サービス」を販売開始

  2016/04/12 14:00

 日立システムズは、クラウド環境における仮想マシン作成などの運用業務の自動化や構成情報の可視化により、運用負荷を軽減する「クラウド基盤運用自動化サービス」を4月12日から販売開始する。

 このサービスを活用することで、従来のクラウド基盤の管理画面にはない自動化機能が利用でき、作業の迅速化を実現するという。また、運用業務における課題であった担当者の作業負担軽減、作業の属人化解消、作業ミス低減などを実現できるという。なお、日立グループにおけるこのサービスの先行導入事例においては、クラウド基盤の運用コストを最大約53%削減するなどの成果が出ているとしている。

 「クラウド基盤運用自動化サービス」では、VMware vSphereで構築されたプライベートクラウドを対象とした「運用アセスメント」と「運用自動化システム for VMware vSphere」、クラウドサービスのアマゾンウェブサービス(AWS)を対象とした「運用自動化システム for AWS」と「運用自動化システム(SaaS)for AWS」の4つのサービスが提供される。

 「運用アセスメント」は、従来は2週間程度必要であった運用自動化システム導入による運用改善効果の評価レポートを、独自の可視化ソフトウェアを用いて最短4日間で提示する。また、3つの「運用自動化システム」は、仮想マシンの作成などクラウド基盤の運用業務を自動化する。さらに、従来は手作業で管理することが一般的なクラウド基盤の構成情報をグラフィカルに表示できる機能も提供し、構成情報の管理も効率化する。

 各サービスの特徴は次のとおり。

 (1)「運用アセスメント」

 日立製作所と共同開発した運用業務の可視化ソフトウェアを用いたサービス。クラウド基盤のシステムログから運用者の操作内容をフロー図として自動生成することで、現在の運用作業状況を可視化し、現行運用業務の分析が可能となる。また、一般的なアセスメントでは、システム技術者が2週間以上の立ち合いの下、システム評価を行っていたが、このサービスではシステムログから評価レポートも自動生成するため、顧客企業の作業負担なく短期間(最短4営業日)で評価することが可能。

 (2)「運用自動化システム for VMware vSphere」

  クラウド基盤の仮想マシンの作成や環境設定、電源操作、スナップショット取得などの各運用業務をスケジュールに登録して、人手を介さずに自動で実行可能にする。また、仮想マシン等の構成情報やリソース情報をグラフィカルに表示することができ、構成情報は時点管理が可能であるため、構成変更時に過去情報を確認できる。

 (3)「運用自動化システム for AWS」および「運用自動化システム(SaaS)for AWS」

 AWS上にある仮想マシンの起動・停止・バックアップなど、日々の運用業務をスケジュールに登録することで自動で実行可能にする。また、仮想マシンや負荷分散装置などの構成情報をグラフィカルに表示でき、基盤全体の状態把握を容易に実施。表示された構成情報は詳細なプロパティ情報とともにExcelファイル形式でダウンロードすることができ、構成管理資料として活用できる。

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著者プロフィール

  • EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

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