クラウド環境に特化したこのサービスでは、企業において必要とされる信頼性の高い情報システムに対して、さまざまなOSSとMicrosoft AzureのIaaS、および、PaaS環境の導入を支援するという。
具体的には、クラウドプラットフォームとしてMicrosoft Azure、オペレーティングシステムとしてRed Hat Enterprise Linuxを標準構成として採用し、顧客システムに求められる技術検証の支援から設計・構築、そして、基本的な監視や運用支援サービスまでを一貫して提供することで、拡張性・柔軟性の高いシステム、迅速なサービスの立ち上げを支援するもの。
費用は、利用するOSSやIaaS、PaaS環境によって個別見積もりとなるが、その運用基盤のベースとなるMicrosoft Azure上のRed Hat Enterprise Linuxおよび運用環境のセットアップを含む初期費用が10万円から、基本的な監視機能やスナップショットの定期取得を含めた運用支援サービスが月間費用7万円からになるという。
また、このサービスの開始と併せてMicrosoft Azure上におけるOSS活用範囲の拡大のため、企業エンジニアに向けたOSS on Azure技術情報サイトを公開、サイオスエンジニアによる技術情報公開も積極的に行っていくとしている。今回発表のサービスプランや技術情報サイトについての詳細は、サイオスがゴールドスポンサーを務めるイベント「de:code 2016(日本マイクロソフト主催、5月24~25日開催)」においても出展する。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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