NTTデータは5日、同社の基盤構築ソリューション「PRORIZE(プロライズ)」に、F5ネットワークスジャパンの負荷分散装置「BIG-IP Local Traffic Manager(ビッグアイピー ローカルトラフィックマネージャ)」を標準採用したことを発表した。また、今後両社が負荷分散の運用自動化機能を共同開発することも併せて公表した。
PRORIZEは、NTTデータがこれまで培ってきたシステム基盤構築にかかわるノウハウを、構築方法論、採用製品、利用技術などの観点で整備、検証、共通化したソリューション製品。今回は、同ソリューション内で用いる標準製品にF5のBIG-IP LTMが採用された形だ。
今後は、PRORIZEの運用管理サーバとBIG-IP LTMの連携機能を開発し、PRORIZEによって構築されたWebシステムの運用自動化の実現を目指す。また、専任のアライアンス体制を設け、サポートを強化していく予定だ。