PostgreSQLは、従来の商用データベースと比べ低コストでの運用が可能であり、情報系のシステムで採用が進んできた。ミッションクリティカルシステムに必要な機能が揃い始めたことから、多くの企業で採用が進む一方、個人情報や機密情報など重要性の高いデータを扱うことによるデータベースセキュリティ強化が課題となってきたという。
「PISO」は、Oracle、Microsoft SQL Server、Fujitsu Symfowareのデータベースに対応しているが、今回、顧客等からの要望によりPostgreSQL対応を実現したという。近年、マルチデータベース化が進む環境に対応するため、異なるデータベース、異なるバージョンであっても、そのログフォーマット、取得項目などを意識せずに運用することが可能になるという。
また、「PISO」を導入することで、J-SOXやPCI DSSといった各種法規制に対応するためのデータアクセス監査の実現や、リアルタイム監視機能による内部情報漏洩の抑止と不正アクセス検知を実現することができる。今後、「PISO」はさらに対応データベースを増やし、2016年度中にはMySQLにも対応を予定しているとしている。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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