EnterpriseZineを運営する翔泳社より、12月15日(月)に書籍『システム設計・データ活用のためのデータモデル入門 ビジネスを飛躍させる概念データモデルの理解』が発売となりました。
本書はデータ活用を阻む大きな壁である「データの意味のズレ」を解消する役割を持つ「概念データモデル」について解説した書籍です。
社内でデータ活用が進まないと課題を感じている担当者の方は、同じ言葉を使って話をしているのに、ほかの部署や別の立場の人といまいち意味が噛み合わずに苦労した経験があるのではないでしょうか。
たとえば、一目瞭然と思われる「売上」という言葉も、営業部門と経理部門で解釈が異なるかもしれません。
データが増え続ける今、こうした「データの意味のズレ」も増え、コミュニケーションコストも増大。このズレを根本から解消できるのが、概念データモデルなのです。
概念データモデルに従って描いた図を使うと、どのデータがどんな意味を持つのかが誰にでも理解できるようになり、共通認識が生まれます。関係者の認識が揃うことで、ようやくデータ活用が進んでいくはずです。
データ活用の壁は、データの量や質の問題ではなく、あるいはデータ収集やデータ分析の方法でもありません。今こそ真の課題である「データの意味のズレ」を解消しましょう。
目次
第1部 導入編
第1章 なぜデータの「意味」が大切なのか?
第2部 文法編
第2章 概念データモデルの文法の基礎概念
第3章 KEYとRKEY
第4章 分類構造と分担構造
第5章 関係
第6章 エンティティ類型
第7章 加工データとSPFチャート
第3部 手順編
第8章 データモデリングプロジェクトの手順
第9章 データモデリングプロジェクトの成果物
第10章 データモデリングプロジェクトの知識
第4部 実践編
第11章 業務システム領域の概念データモデル
第12章 データ活用領域の概念データモデル
この記事は参考になりましたか?
- BOOKS連載記事一覧
-
- データの意味のズレを解消する『システム設計・データ活用のためのデータモデル入門』発売
- 情シスに不可欠のログをさらに活用できる知識が身につく『実務で役立つ ログの教科書』発売
- 技術的理由や契約の問題などでシステムの引き継ぎができないとき──7つのパターンと対策
- この記事の著者
-
【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア

