イー・ガーディアンは、AIをすべての前提として経営・事業を再設計するという「第二創業期」を本格的に推進するため、全社横断型の新組織「AI戦略統括部」を2026年3月1日付で新設した。
AI技術の急速な進化が、同社の領域やBPO市場のあり方そのものを構造的に変えようとしていることを受け、同社はこの時代を第一創業期に続く「第二創業期」と位置づけ、AIをすべての前提として経営と事業を再設計する方針を打ち出したという。
「AIにできること」に注目が集まる中で、「人がやるべきこと」を再定義し、新たな価値とともに提案できるとの考えから、人×AIの最適解を自ら実証し、その価値を市場や顧客の皆様に提案していくことを大きなミッションにしているとのことだ。

AI戦略統括部の新設にあたり、大手企業での事業開発やAIベンチャーでのBPO支援などの実績を持つ山田喬氏が統括責任者に就任。同組織では、BPO業務へのAI導入推進、AI技術を活用した新規サービスの創出、顧客企業の社内業務におけるAI導入支援コンサルティングを重点テーマと掲げ、AI領域のプロフェッショナル人材が多数参画のもと、机上の空論ではない「人×AIの最適解」を実証・提案する体制を構築していくと述べている。
AI戦略統括部の役割と重点テーマ

1. BPO業務におけるAI導入の推進
イー・ガーディアンが受託するBPO業務において、AI技術を積極的に導入し、業務プロセスの高度化と生産性の向上を推進するという。すでに複数の案件において技術検証が進行しており、中には業務運用コスト最大80%の削減を見据えた検証も進んでいるとのことだ。AI活用による自動化やオペレーションの効率化を通じて、品質を維持・向上させながら、より競争力ある価格でのサービス提供を実現していくと述べている。
2. AI技術を活用した新規サービスの創出
同社が掲げる「人がやるべきことの再定義」を、具体的なサービスとして形にしていくという。AIと人間の組み合わせによって独自の価値を発揮できる領域を探索し、新たなサービスとして市場に提案するとのことだ。
3. 顧客企業の社内業務におけるAI導入支援
BPOとして預かる業務だけでなく、顧客が自社内で運用されている業務に対するAI導入の設計から実装までを一貫して支援するという。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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