「Tintri VMstore T885」は、高速なフラッシュドライブとコストパフォーマンスの良いハードディスクドライブを効率よく組み合わせたハイブリッドシリーズの最上位モデルになる。何百から何千といった仮想マシン(VM)が同時に稼働するような企業内IT部門、複数の部門があらゆるアプリケーションを運用するプライベートクラウド、ならびにマルチテナントによるパブリッククラウドやサービスプロバイダーの環境において、圧倒的なパフォーマンスと柔軟な拡張性を提供するという。
「Tintri VMstore T885」は、4Uのサイズで従来製品と比較して論理実効容量で20%拡張した120TBをサポートしている。加えて性能は25%向上し、1つの筐体で13万2千IOPSの性能を発揮する。オプションのVMスケールアウトソフトウェアにより、32筐体を疎結合でスケールアウトすることで、最大約422万IOPSという高性能な仮想環境向けストレージプールを提供する。
今回の発表に伴い、1仮想マシンの最大vDisk容量を64TBまでサポートするようになった。これにより、既存の物理ファイルサーバーを仮想環境に移行してTintri VMstore上で稼働させ、ストレージの集約化や管理の簡素化が実現するという。

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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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