「HPE Managed Services for Microsoft Azure」は、パブリッククラウドを含むハイブリッドインフラに対するニーズに包括的に対応するフルマネージドのサービスを顧客企業に提供し、企業が効率化に注力すると共にビジネスへの付加価値を生み出すことを可能にするという。
「HPE Managed Services for Microsoft Azure」は、アプリケーションごとの特性とビジネスニーズに応えるため、サービスパッケージをカスタマイズできる機能を備えている。このサービスを構成するコンポーネントは次のとおり。
・仮想サーバー、ストレージ、ネットワークインフラの管理:企業は自社のビジネスのコアコンピタンスに集中できる。
・サービス調達(プロビジョニング)と解除(デプロビジョニング)、インフラのコンフィグレーション管理:企業は使用するアプリケーションの要件に基づいたリソース使用状況をコントロールできる。
・運用サポート、アクティブディレクトリの管理、オペレーティングシステムへのパッチ適用サービス:IT部門と事業部門のリーダーはビジネス上の目標達成に注力することができる。
・バックアップ、リカバリおよびセキュリティサービスのベストプラクティスの導入:企業データを保護すると共に、セキュリティ認証をサポート。
Microsoft Azure向けのマネージドサービスに加え、日本エンタープライズサービスは、アプリケーション移行とトランスフォーメーションサービス、クラウドネイティブなアプリケーションの開発、ならびにMicrosoft Azure上の完成度の高いビッグデータと分析機能も提供する。これにはデータレイクのセットアップサービスと、分析アプリケーションの開発および管理も含まれているという。
なお、日本エンタープライズサービスは、HPEのEnterprise Service部門とCSC社の合併(2017年3月31日)にともない、日本においては1月1日をもって、日本ヒューレット・パッカードからEnterprise Service部門を分割し継承した新設会社になる。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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