「Silverline Bilingual Communication Service」は、F5が提供するクラウド型セキュリティサービスである「F5 Silverline」のSOC(セキュリティオペレーションセンター)と日本の顧客とのやりとりを、インターナップのバイリンガルコミュニケーター(サポートエンジニア)が24時間365日体制でサポートするというもの。
これにより、 セキュリティインシデントが発生した際の対応を、これまで以上に円滑化できるという。なお、サービスの費用はF5 Silverlineの契約に含まれるため、追加費用は発生しない。
「Silverline Bilingual Communication Service」は、DDoS攻撃対策ソリューション「F5 Silverline DDoS Protection」と、Webアプリケーションへの攻撃を防御する「F5 Silverline WAF Express」の2サービスが対象となる。「F5 Silverline WAF Express」は、インターナップとの提携に合わせて開始した新サービスになる。
・「F5 Silverline DDoS Protection」
2014年11月に米国でサービスを開始し、2015年2月から国内でも提供されているDDoS対策サービス。顧客サイトへのDDoS攻撃が発生した際に、攻撃トラフィックをスクラビングセンターで遮断することでサイトを保護する。
・「F5 Silverline WAF Express」
WAF(Web Application Firewall)は、企業がデジタルビジネスを行う上で欠かせない、基本的なセキュリティ機能。しかし、WAFを効果的に活用できる十分なスキルを持つ専門家は不足しており、クラウド環境にアプリケーションを展開する開発者は、攻撃からの防御を行うアプローチとして、「As a Service型のアプリケーションセキュリティ」に、より高い興味を示すようになってる。このような状況に対応するため、F5は「F5 Silverline」上で事前設定されたセルフサービス型のWAFサービス「F5 Silverline WAF Express」を提供する。