クラウドからエッジに至るまでのインテリジェンスを強化するビジョン
・クラウドコンピューティングのインテリジェンスなどの利点を、エッジデバイスにも拡張するテクノロジである「Azure IoT Edge」のプレビュー版
・仕事の世界の洞察を、デバイスの世界の洞察と組み合わせ物理的世界の状況を認識できるようにする「Microsoft Graph」
・データを安全に保持しつつ生産性を向上するための、デジタルの世界と同じように現実世界をサーチできるテクノロジ
開発者のためのクラウド、そしてあらゆるプラットフォームとデバイスをターゲットにしたツール
マイクロソフトは、Microsoft AzureとVisual Studioの新たなサービスとツールにより、既存のアプリのモダナイゼーション、そして、すべての主要プラットフォーム向けのインテリジェントなアプリの迅速な構築を支援という。
・「Azure Cosmos DB」:IoT、AI、モバイルといった地球規模のクラウドサービスとデータ集約型アプリケーションをサポートするために1から設計されたデータベース
パフォーマンスと耐障害性を備えており、グラフを含むあらゆるデータタイプをサポート。業界初のグローバルに分散したマルチモデルのデータベースサービスであり、保証されたアップタイム、スループット、データ一貫性、そして、99パーセントの処理において10ミリ秒以下のレイテンシーを実現できる水平スケーラビリティを提供。
開発者は、明確に定義された5種類のデータ一貫性と一般的な NoSQL API をサポートしつつ、全てのデータに自動的にインデックスを付与できる唯一のスキーマフリーのデータベースサービスによって、開発者は驚異的な柔軟性を獲得することが可能になる。
・新たに「MySQLとPostgreSQLのマネージドサービス」がAzure SQL Databaseに追加
最小化されたダウンタイムおよびデータ維持と回復機能を提供する高可用性とスケーラビリティを備えたサービスプラットフォーム。これにより、開発者の選択肢がより豊富になる。
・新しい「データベース移行サービス」の初期プレビュー版
OracleとSQL Serverのユーザーはデータをより容易に移行し、アプリのモダナイゼーションを行える。
・Azure SQL Databaseの機能向上
新しい「Managed Instanceプライベートプレビュー」がSQL Serverのインスタンスレベルの互換性を提供。これにより、SQL Serverと連携した既存アプリケーションからAzure SQL Databaseへの移行することがさらに容易になる。また、「Threat Detection」の一般提供開始と「Graph」プレビュー版の提供。
・「Visual Studio 2017 for Mac」の一般提供開始
開発者はWindows環境とMac環境を横断してシームレスに作業し、モバイル、ウェブ、クラウドのワークロードをフルサポート。そして、Dockerツール、Azure Functions、Xamarin.IoTサポートのプレビュー。
・「Azure Service Fabric内のWindows Server Containerサポート」の一般提供開始
ほぼすべてのタイプのコンテナが、すべてのプラットフォーム上でサポートされ、Visual Studioツールと「Docker ComposeのService Fabricのサポート」のプレビュー版により、Service Fabricにコンテナ化されたアプリを展開すること可能になり、開発者がミッションクリティカルでスケーラブルなアプリやサービスを提供可能になる。