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IBM Db2を選んでみたらこうなった

これからDb2をもっと世の中に広めていくためには?

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谷川氏:Db2というと、企業の基幹システムやミッションクリティカルなシステムで使われているイメージが強いのですが、そうしたプロジェクトにこれまで携わってきて、何かDb2に関して特別に印象に残っていることはありますか?

新田氏:とある大手企業の案件だったのですが、アプリケーションを開発しているSIerにDb2の開発実績があまりなく、当初はプロジェクトの先行きに不安を感じていたのですが、IBMのSEさんが非常に優秀な方で、Db2のSQLを記述する際のノウハウや勘所をまとめた社内資料などを共有いただいた結果、Db2周りは大きなトラブルなくプロジェクトを終えることができました。

谷川氏:Db2のスキルを持ったエンジニアが少ないプロジェクトでは、そうしたIBMのサポートがやはり心強いですね。逆に、IBMやDb2に対して何か要望はありますか?

佐藤氏:やっぱり他のデータベース製品と比べると、Db2はエンジニアの絶対数が少ないので、ぜひ仲間を増やしていきたいと考えています。そのためには、例えばDb2について手軽に学べるような入門書などをIBMさんから出していただけると、Db2未経験者にとってのハードルがぐんと低くなると思います。また個人的にもQiitaなどでDb2に関する情報を発信しているのですが、仲間を増やすためにもっといろんなことをやっていきたいと考えているので、ぜひ今後ともIBMさんとご一緒できればと思っています。

新田氏:先ほども言いましたが、アプリケーションが期せずしてハイブリッドになってしまって、OLTPとOLAPの混在に苦しんでいるユーザーを救ってくれるHTAPを、リーズナブルで手が届く価格で提供していただけるとうれしいですね。わがままは重々承知なのですが(笑)。でもこれからのデータベースは、やはりそうした方向に進んでいくのではと考えています。

齊田氏:個人的には、AIXのパフォーマンス監視ツール「nmon analyser」と同じようなものがDb2にあると、とても助かりますね。OSとデータベースのパフォーマンスを統一インタフェースで監視できるようになりますし、Db2のパフォーマンス情報をグラフ化して誰でも簡単に把握できるようになれば、とても便利だと思います。あと、以前使ったことがある有償のユーティリティ「DB2 High Performance Unload」がとても便利だったので、Db2の標準機能に組み込まれるとうれしいですね。

大月氏:mon_get _databaseのアナライザー―をISEで作ってdeveloperWorksに公開しているので、是非使ってみて下さい。

三森氏:私は特に不満はないのですが、ただメインフレーム版とオープンプラットフォーム版(Db2 for LUW)の間の乖離がちょっと激しすぎるような気が……しかも、それぞれのエンジニア同士も乖離してしまっているような気がします。

一同:(爆笑)

三森氏:メインフレームをやってる人は、Db2 for LUWのことをちょっと下に見ているところもあったりして。でも同じDb2をやっている仲間同士、もうそろそろ仲良くしましょう!

(終わり)

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この記事の著者

吉村 哲樹(ヨシムラ テツキ)

早稲田大学政治経済学部卒業後、メーカー系システムインテグレーターにてソフトウェア開発に従事。その後、外資系ソフトウェアベンダーでコンサルタント、IT系Webメディアで編集者を務めた後、現在はフリーライターとして活動中。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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