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DevOpsは作る側(Dev)と維持する側(Ops)を仲良くするためのものではない

2018/05/14 06:00

 まずはじめに、IT運用担当者の皆さんに質問をさせていただきます。「あなたが知っているDevOpsの定義を教えてください」「なぜ、DevOpsが必要なのか教えてください」――さて、あなたならどう答えますか? 今回はDevOpsにおける「Ops」の観点から、DevOpsの目的やについて考えていきます。

なぜ、DevOpsが必要なのか

「あなたが知っているDevOpsの定義を教えてください」
「なぜ、DevOpsが必要なのか教えてください」

  これらの質問には、こんな内容で返答する方もいらっしゃるのではないでしょうか?

“うちの会社の開発と運用は仲が悪いので、DevOpsを通してIT部門全体でQCDの観点で生産性を高めたい

 確かに、日本のIT部門は歴史的にも運用チーム、開発チームが作る側とそれを維持する側で全く分かれています。

 また、これは多くのIT部門でも共通して言えることだと思いますが、往々にして仲が悪い。ただし、それは今までのITにおける日本のチーム・部門・組織の作り方を考えると、好まざるとも“運開分離”されている組織・文化では致し方ないことだと思います。

 そこで考えるわけです。DevとOpsが仲良くするためのフレームワークとしてDevOpsを活用できるのではないかと。

 ただ、こうした目的であれば、わざわざ横文字のDevOpsを使わなくとも、チーム間のコラボレーションを高める改善活動はできますし、逆にDevOpsという言葉がこんなにも広がらなかったと思います。何か違う理由があるわけです。

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著者プロフィール

  • 奥村 剛史(オクムラ タケシ)

    日本CA株式会社 シニア・ビジネス・テクノロジー・アーキテクト 国内メーカー系SI会社を経て、コンピュータ・アソシエイツ株式会社(現、日本CA株式会社)に入社。 当社にてITIL教育・コンサルティング・ソフトウェアビジネスの立ち上げ、及び運用コンサルティングにてエンタープライズ向けITIL活用...

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